秀法寺について

 「秀法寺」の歴史を少しひも解くと、1927(昭和2)年、雨竜郡幌加内町において「真宗本願寺派幌加内説教所」として浄土真宗の布教が始まりました。
1946(昭和21)年に秀法寺寺号公証の認可を受け、2009(平成21)年には開教80周年を迎え、90年以上の長い歴史を刻んでいます。
 その中で、幌加内を離郷されたご門徒の拠り所として1987(昭和62)年頃から札幌で布教活動が始まり、1994(平成6)年に千歳北信濃の地に寺基を定めました。その後、寺院の活動が本格化し、1997(平成9)年には京都御本山より「秀法寺」寺号公称認可され、2006(平成18)年11月に開教10周年記念慶讃法要を、2017(平成29)年10月に開教20周年記念慶讃法要を厳修し現在に至っています。
 千歳秀法寺の開教当初は、札幌近郊に在住している幌加内のご門徒が中心となり、寺門の運営の大きな支えとして仏法伝道の中核を担っていただきました。
  • 宗派 浄土真宗本願寺派
    寺号 信川山 秀法寺
    宗祖 親鸞聖人
    本山 龍谷山 本願寺(西本願寺)
    浄土真宗の教章

  • 昭和 62年 3月 札幌で離郷門徒教化を始める
    平成 6年 4月 千歳北信濃の地に
    寺基を定める
    平成 8年 7月 本堂・庫裡落成
    平成 9年 11月 「秀法寺」寺号公称認可
    納骨堂「証浄苑」新築
    平成 11年 10月 寺院施設落成
    「秀法寺」寺号公称慶讃法要厳修
    平成 12年 9月 本堂新築落成
    平成 18年 9月 諸堂新築工事完了
    平成 18年 11月 開教10周年記念慶讃法要厳修
    平成 29年 10月 新・納骨堂「証浄苑」新築
    平成 29年 10月 開教20周年記念慶讃法要厳修

ご挨拶

浄土真宗本願寺派 信川山 秀法寺

住職 宮川 恵秀

秀法寺がお念仏の殿堂として光り輝くことが、ご縁を結んでいただいたご門徒皆様の願いであり、親鸞聖人の教えを聴聞する人々のかけがえのない「心の拠り所」となります。

仏法繁栄・寺門興隆のために、お寺が「心の拠り所」「一人ひとりの “いのち" のふるさと」として、光り輝き続けることを心から願い、ここでのご挨拶といたします。

「秀法寺に来てよかった」と、みんなで喜びあうことのできるお寺にしていきましょう。よろしくお願いいたします。

浄土真宗本願寺派 信川山 秀法寺

副住職 宮川 証法

近年、お寺とのお付き合いは葬儀や法事のときだけと考えがちです。
それも大切な繋がりでありますが、普段の生活の中に「まことのいのち」の姿を問いかけていくことが、お寺との大切なご縁であると思います。

どんなに時代が変わっても、人がご先祖を敬い、亡き方を慕う心は今も昔も変わりなく、大切にしたい心です。その心で、仏さまを「縁」としてお念仏する・聴聞することが、大いなる願いに気付かされ、自分のなかで確かなものとなっていきます。これこそが尊い仏縁です。

明日はどうなるかわからないこのいのち、だからこそ今この瞬間を大切に生きていく、歩んでいく。秀法寺が、「また遇(あ)えたね」と笑顔で言える場所になっていければと思います。

行事案内

  • 1月 元旦会
    御正忌報恩講法要
    門信徒新年会
    2月 寺子屋 なごみ会
    3月 春季彼岸会法要
    納骨堂法要併修
    4月 春季永代経法要
    ペット墓「有情堂」追悼法要
    5月 釈尊「降誕」花祭り法要
    宗祖親鸞聖人降誕会法要
    初参式
    6月 寺子屋 なごみ会
  • 7月 秀法寺開基住職祥月命日
    真宗講座・茶話会
    8月 盂蘭盆会法要
    盂蘭盆会納骨堂法要
    9月 秋季彼岸会法要
    納骨堂法要併修
    10月 秀法寺親睦旅行
    11月 宗祖親鸞聖人「報恩講」法要
    12月 秋季永代経法要
    除夜会
    ペット墓「有情堂」追悼法要

※毎月10日 境内・寺院内清掃